仙人掌の刺にユキが舞い降りる。 僕は月を切り裂いて夜を越える。時計を持った女の子に季節を尋ねる。 僕は〈〉すべてを照らす。
飛べると、思ったのに 羽など生えていない僕にも 「踵に羽の生えたような」 地面を跳ね回りながら ハッピーターンを決めてみようと思って その結果、3週間の入院生活 看護婦の囀りが心の支えオレンジ色の薔薇とカスミソウだけが話し相手ふさがってゆく傷口 …
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